こんな秘境的とこ。ロープレ的なとこ。
ふもとに戻って下流の川に入りました。
足を入れるとめっちゃ冷たいです。膝の裏の膝窩動脈まで冷やすとさらに足先がキンキンに冷えます。
けど、そのあと足がぽっかぽかに温まります。
痛みを取る時は血管を収縮させ、炎症が起きている部位に血流が向かわないようにします。アイシングがそれですね。
湿布や消炎鎮痛剤なんかもその作用です。
が、、、
アイシング等の「冷気」で冷やして血管収縮したものと、湿布・消炎鎮痛剤等の「薬」で血管収縮したものでは、その後に大きな差が生まれます。
冷気で冷やしたものは血管収縮の後に、身体が治すために深部血流の栄養血管の拡張が起こり、より早く治そうと反応してくれます。
一方、薬で血管収縮を強制したものは、上記の栄養血管の拡張が起こりません。血管閉じっぱなしです。つまり、より治りが遅くなります。
湿布は冷たいよ?って方、いらっしゃると思います。
あれね、冷たい訳ではないんですよ。成分に「メンソール」が入ってるから皮膚感覚がスースーしてひんやり感じるだけで、実際冷やしてはないんです。
ちなみに温湿布は「カプサイシン」が入ってます。つまり、皮膚感覚だけで全然温めてません。し、血管収縮は強制され、その後の栄養血管の拡張も起こりません。
つまり、薬は良くないよ、って話です。冷やすなら水・アイシング、温めるなら風呂・湯たんぽってとこですね。