旧友(球友)


治療のお話
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ちょっと前になりますが、お盆は色んな人が帰ってきて会えるのが嬉しかったです。

僕が北信越社会人リーグでフットサルをしてた頃のチームメイトのフジさんが治療院に来てくれました。

膝が痛いとのことで、僕の以前の記事

を読んで来てくれました。ありがとうございます!
さて、どのような症状かというと、「膝の前のとこ、オスグッドのとこが痛い、40代でオスグッドになるの?」との訴えだったのですが、、、、、、せっかくなんで、色々書いていきたいと思います。

まず、俗に言う”オスグッド”とは?

正式名「オスグッド・シュラッテル氏病」膝下の脛骨(スネの骨ね)の上部”脛骨粗面”って部位が痛いって症状です。写真で示した出っ張ってる部位が”脛骨粗面”です。

脛骨粗面には大腿部(太もも)の前面の筋肉、(皆さんご存知)「大腿四頭筋」が付いてます。大腿四頭筋に力をいれる(収縮)させるとくっ付いてる脛骨粗面を引っ張って膝を伸ばしますよ。って話。

世に言う”オスグッド・シュラッテル氏病”は成長痛のことを指します。

じゃあ、「成長痛」ってなんぞや?って?    簡単に言うよ。子供のうちは長骨の先端には「骨端軟骨」つーのがあって、だんだん大人になるにつれてその骨端軟骨が普通の硬い骨になるのよ(なった状態を”骨端線”なんて言ったりします)で、その柔らかい軟骨の時期に筋肉ガンガン使って筋肉が軟骨引っ張っちゃって骨を包んでる”骨膜”を引っ張って痛い。って言う症状です。

なので好発年齢は小学校高学年から中学生までぐらいかな。ちなみに骨端軟骨が骨化するのは部位によって違うから上記の年齢の中でも微妙に傷める時期が違う。やってるスポーツでも違う。

じゃあ、話を戻してフジさんは”オスグッド”か?

まず、違うでしょうね。Noです。
けどね、フジさんでもオスグッドになっちゃう子でもそうだけど、なんでなっちゃうのか?、ってのが大事なんですよ。

僕の見解で言うとね、1番の原因は、、、、、「内臓温度の低下」が原因ですね。フジさんも少年(少女も)たちも。

説明しよう。
大腿四頭筋に過剰な負荷がかかる☞脛骨粗面を引っ張る☞オスグッド

なぜ大腿四頭筋に過剰な負荷がかかるのか?☞身体を支える筋肉が機能していない(中臀筋・腸肋筋)

なぜ中臀筋・腸肋筋が機能してないの?☞大腰筋が機能してない

なぜ大腰筋は機能せんのじゃ?☞内臓温度が低下してるから

なぜ内臓温度が低い?☞内臓温度低下を招くものを良く食べてっから。
ってな感じです。内臓温度が低くて体幹部の筋肉を全然機能させれてないから、『更に末端の筋肉(大腿四頭筋)が代償してくれて負担になって、そのベースがあるなかで更にサッカーとかしてボールをガンガン蹴る・走る。』

ってことやるからオスグッドになるんですよ。

で、ほとんどの医療機関は上記の『』の部分しか診てないから治らない、まぁ、『』の範囲の治療も大事だからもちろん俺もやるけど、それだけでは「治療してもらうとラクになる、けど、完治まではー、、、」、って話になる。

で、どうせ「これは成長痛だから仕方ないですねー、ある程度成長して骨がしっかりするまで痛みは取れないかもしれません」、とか言っちゃうんでしょ。
内臓温にアプローチ☞大腰筋にアプローチ☞腸肋筋・中臀筋にアプローチ、ってやって、さっきの『』内に対するアプローチすれば絶対良くなるから!
(ちょっと熱くなって長くなってきたけど、まだ書くよ)
で、フジさんにまた戻るよ。フジさんはもちろんもう骨端軟骨は閉じて骨端線になっているけど、同部位が痛い。その繰り返しで膝自体に負担がかかってっから前回言った☟

の腫れもある、更には腰も痛い、もっと言うと足首も硬いし時々痛い

腰周りは大腰筋・腸肋筋・中臀筋及び内臓温度の話だし、足元(今回は足首)の環境は内臓温度で決まってる(と言っても過言ではないマジで)。なのでフジさんもドンピシャで「根本は内臓温度ですよ、むしろそっちのアプローチした方が良くなりますよ」って説明しました。
けど、その部分で起きてる痛みにもアプローチしたよ☟☟

膝自体は超音波とキネシオ両側とも足首はガッタガタなのに低背屈は硬いという最悪パターンだったので、距骨のアライメントを整える貼り方しました。体幹の動きのなかでも右外腹斜筋、左内腹斜筋が機能してなかったからキネシオ腰は単純に起立筋に貼る
他にも手技による治療も、もちろんしたけど割愛します(☜ここもスゲー大事なんだけど今回はナシね、なんかの機会に書きます)

☝︎ここまででもだいぶラクになります。が、ここまでではまだ「治療してもらうとラクになる、けど、完治まではー、、、」です。

ただフジさんは現在のお住まいは静岡でして根本の治療はセルフでやってもらうしかありません、ので、日ごろできるセルフケアをアドバイスして実践してもらいました。その後来たメールのやりとりです☟その人の痛みはどこから来てるのか?表層だけなのか?内部、深層からなのか?   その人に合った治療をチョイスしてあげたいですね😊
大人でさえ効果が大きい内臓及び食べ物。子どもの方が感受性が強いです(食べ物だけじゃない)。食べてるもので身体はできてる。

僕はもうボールを蹴ってないけど(年に1、2回くらい)、当時夢中に一緒に蹴ってた仲間がまだやってるってのが本当に嬉しいです。フジさん頑張ってください!

そんなフジさんの所属チームは静岡県中部リーグの『DUVAS』さんです。

もちろん応援してます!!!😊❗️